タージ・マハール♪ここまでのお話はこちら…さて、朝5時に出発し、6時過ぎの列車でアグラへ… 旅程の決まったツアーでの予約をしたんだけれど、 インドでは各グループ毎に一人ガイドが付き、 到着から最後の空港までフルアテンドで案内をしてくれます。 車もバスではなく、普通の乗用車だし、ランチもガイドと同じテーブルでおしゃべりをしながら頂く感じ。 決まった行程はあるけれど、こちらのリクエストにも答えてくれるし、言ってみればほんとに贅沢だよね。 さて、その列車ですが、早朝5時半だってのに、駅の周辺にはすごい人。 中には物乞い系の人も何割かいるんだけど、 こんなに早くから新宿駅のラッシュ並みの人には驚きました。 予約していた席に座り、ホテルから持たせてくれたサンドイッチやフルーツの朝食を頂ていると、、、その間に各座席に新聞のサービス。 やがて列車が動くと、一人2リットルのペットボトルが配られます。 インドは水が悪いから気をつけて・・・と何人もの方に言われましたが、 この後、あちこちで頂くミネラルウォーターで、常にスーツケースがぎっしり。。。 逆に水地獄に陥ることになります。 そしてその後は、チャイのサービス。 更に朝食まで出てきちゃいます。 さっき頂いたばかりなので、ほとんど食べられなかったんだけど、飛行機の機内食ばりのサービスです。 車窓からの景色もなかなかいい感じ。外国の列車の旅っていいよね♪ こうして約2時間でアグラに到着!! ここから待っていたドライバーさんの車に乗って1時間ちょっと。 インドには沢山の世界遺産がありますが、アグラはその中でもかなり多くのものがあります。 まずはファティプールシクリへ… 16世紀後半、ムガール帝国3代皇帝のアクバルが建てたお城で、3km×15kmの広大な敷地。 イスラムとヒンドゥーが融合されている建築様式です。 その後はショッピング。 ここで、私はパンジャミーを作ってもらうことに。 膨大な数の生地から気に入ったものを選び、デザインを指定。 採寸したら30分程で完成です♪ 私はシルクの生地を選んだんだけど、お値段は1万円少々ってところかな~ 早速、パンジャミーに着替え、ランチタイム♪ 近くのレストランで、ターリーを頂きました。 ターリーとは要するに定食。 一つの銀のプレートに、何種類かのカレーやヨーグルトなどが乗っています。 パパル(中央上のおせんべいのようなもの)が大好物なので、 これから毎食、これをつまみにビールを飲み続ける旅となりました。 食後はいよいよタージマハールへ… 完全なる左右対称の建築、 更に池にも映り、上下にも対称の美しい建物です。 マハル(宮殿)と呼ばれているので、 お城だと思ってる人もいるようだけど、 これは実はお墓。 ムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが、 最愛の妻ムムタズ・マハールの死を悼み、 22年もの長い歳月をかけて建てたものです。 お次はアグラ城へ… このお城は、先ほどのファティプールシクリと同じくアクバルのお城。 2.5Kmにわたる城壁に囲まれ、中には王族の住居や、謁見の間などが建てられています。 また、タージマハールを建てたジャー・ジャハーンは 息子によって皇帝の座から引き下ろされ、 アグラ城内のムサンマン・ブルジュという建物に 亡くなるまでの7年間幽閉されていました。 ここから見えるタージマハールを眺めながら、 ジャー・ジャハーンは愛する妻のことを 毎日考えていたのかもしれません。 続きはこちら… |